ハクロ名画座とF・ロス

「 グッバイ、コロンバス」を読んでいたら、ハクロ名画座を思い出した。あれは十二所線の南だったか北だったが忘れたが、当時3本立ての成人映画をやっていて、15Rなんか無くて全て18禁だった。僕とＴ君は中学生でそれでもそれが見たくて、彼は親父のコートを着て、僕は叔父さんのハンティングを被って検問を突破しょうとした、今から考えたら映画館は中学生だろうと子供だろうと客に入って貰えばいい訳のはずだ。暗がりの中で席に着くとパートカラーで怪しい場面が始まっていて、座るのももったいないくらい画面を観た。小説のなかでは、主人公が年齢を偽って「エクスタシー」と言う映画を観る場面で思い出したね。

まあ今から思えば映画のシーンは大したことはない、今なら「R12」くらいかな！