コロナ惨禍


 2019年末からのコロナ禍、コロナ惨状を前にして、逼迫感、閉塞感をあまり感じない私は少しおかしいのだろうか?一つは労働していない年金生活者であること、それと不可分ではないがそんなに不自由を感じていない事、である。円安、株安、国債暴落でもない限り、年率100%のハイパーインフレになることもないだろうから、よく言われるように「逃げ切り世代」の名を欲しいままにしているからだろうか。  
 元々私は台風とか停電とかが好きである、家人にも叱られる「被害の人に不謹慎」だと。それは重々承知だけれども好きは好きで仕方ないとも思う、それは多分そんな自然災害に遭ったことがないからだと思うが、それなら何故遠いシリアやアフガニスタンの悲惨な子供に心を痛めるのだろう、とも思う。自分には火の粉さえ降りかからない対岸の火事だから、悲しむのだろうか、ふりをしているのだろうか、それとももう一般人が受けたであろう辛酸を既に十分に経験したからだろうか、とも思う。すこし買いかぶりかも、、、

楽しみも
哀しみさえも
うたかたよ
我が身を照らす
人生灯籠

風浪絲夢乃介

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