堺筋本町アーバンライフ


 堺筋本町アーバンライフで長く商いをやっていた。(現実)
 今は亡きMくんと割の合わない見本作りをしていた。なんと国際ホテルのレストランの別室で4、5人でアウターの見本作りを深夜までしていた。デザイナーの女の子とあとはサンプルの生地屋の若い男、徹夜の作業だった。なんとか、一段落したのでMと外に出た。彼が「アーバンライフはこちらです」と指を指した、そして「僕はこれで」と帰って行った。こんな時間に何処へ行くのかと思いながら、僕はアーバンライフ702号に向かった。白々して来た通りに出たが、いつもの様にどちらに行けばよいのか分からなくなった。 夢は覚めた。

M君とはそれっきりで、少しして姉から「他界した」と葉書が来た。これは現実。
 夢のなかでM君には悪い事をした、と感じていた。M君がなぜ他界したのか理由は今でも分からない。姉からの葉書には、死亡の原因は書いて無かった、だから自死したのだと想像している、確かめたことはない。こんな夢を見るのは、多分もう少し話を聞いてやってれば、と後悔なのかもしれない。大阪に行ったらあの周りを歩いて見よう。

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