塞王の盾

 新聞書評で見、今読んでいる「塞王の盾」は穴太衆、つまり石垣職人集団の話、盾と矛の矛の相手は「国友衆」と言って鉄砲鍛冶師の集団、知らない事ばかりの話だが、ハードカバーの540ページは長い。たまたまこの作品が直木三十五賞をもらったから叱咤激励して読み続けている。大津城は京極高次の居城であったらしい、とか姫路城の初代藩主の池田輝政は岐阜城他、多数の城主を務め姫路に移封されたと知ることができた。その関連はウィキペディアで知った訳だが、ついでに言うと備前「閑谷学校」は輝政の孫の池田光政(姫路城三代目)が備前岡山藩の藩主になり、造ったものである。この閑谷学校に行った事のない方は是非一度行かれたら良い。私は三度は行ったが、行くたびに感動する。


この石垣などは素晴らしい。これも穴太衆の作品なんだろうね                    

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