広島 宇品  2-


 日清戦争の始まりにあたり、大本営が広島に移された。大臣始め明治天皇も広島に住まいを移された、で始まる堀川惠子の「暁の宇品」。宇品は帝国陸軍の海外派遣の基地であった、と。原爆投下の候補地に最後まで残ったのは広島と京都、京都に落とすと日本国民の大反発を買うと最後に広島になった。何故、広島が選ばれたのか、と本はすすむ。
 呉と言う軍港もあった。呉と言えば父親が晩年「呉に行きたい行きたい」と言っていたので、じゃ行こうとなった時は、父親はもうそんな事が理解出来ないようになっていた。無理やりでも「大和ミュージアム」に連れて行ってやればよかったなあ、と悔やんでいる。
(どうも文章が良くない、無理筋だなあ、無理やり大和ミュージアムまで繋いだせいだなあ!) それに比べて
堀川惠子の文章は読みやすい。

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