映画「クライマッチョ」⑧


 イーストウッドの監督50周年の監督作品とか。さすがに「荒野の用心棒」時代の男としての迫力はないが、90を越して監督、主演をするその気力、意欲には感嘆し、悲鳴をあげよう。彼をして制作に駆り立てる動機を聞いてみたいものだ。いい映画を創りたいという表現者の衝動が彼を抑えられないのだろうね。モノクロのTVシリーズ「ローハイド」からマカロニウエスタン、「ダーティハリー」シリーズの俳優時代、監督作品の「ミリオンダラーベイビー」「グラントリノ」「運び屋」などなど"夢は銀幕を駆け巡る"彼の作品には、'it'がある。年齢を重ねるごとに哀感が強く出てきたが、老いに向かう勇気が湧いてくるね。
 さて「クライマッチョ」は
1.彼の実年齢は91だが、役は何才の設定か?
(荒馬を調教するシーンは流石にスタントだったなあ)
2.仮に70代後半の設定として、映画の中のメキシコの女性と恋が出来るか?
 こんな事を考えていたら、どうしてもトイレに、戻ると、白髪のおじさんが席を立った、彼は二度と帰らなかった。
 帰宅途中、駅コンコースで知人の後ろ姿を見た、昼時だから「飯でも?」しかし彼は現役だからまだ仕事がある、私は酒を飲む、だから声はかけなかった。
Is my judge correct ?
Yes. Ithink so!


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