学生時代の悔い



 少し前に、その昔キャンパスの植木を切ったのは誰だ、て話になって、神学部のあの硬い長椅子に寝泊まりしてた、とか校門の守衛室で電話番したよなあ、とか、もう半世紀以上も前の話だが妙に鮮明にありありとよみがえるのもやはり若い時の話しだからなのか、下宿を追い出された話し、すぐ前の飲み屋に入り浸り、麻雀ばかり、バイトばかり、広大な校庭で深夜に這いずり回った話し、自転車泥棒で北口交番に勾留されたとか、仁川駅看板破損事件とか、若気の至りと言えばそれだけの話しだけど、親が苦労して私学まで行かしてくれたのに、勉強もせずに学校も行かずに何してたんだろうね、とまあこう言うことを墓参して親に謝ってたわけだよ。

「お母さん、こうして立派な老人になりました」て手を合わせ、ついでに
「いずれ天国で会えますね」と言ったら、墓の下から
「来なくていい」てさ。
親孝行したい時には親は無し、親孝行後悔しだすとあの世は近い、ていうね。
🎵
背なで泣いてーるお灸のあとーが、、、🎵

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