大江健三郎

 全小説集1 は彼の初期の小説集。「奇妙な仕事」とか「死者の驕り」1957〜8年の作品だ。学生時代に読み漁っていたが、それ以後はほとんど読まなくなっていた、今読み返して、何故若い頃に好きだったか分かった気がする。色んな表現の中に湿ったセクシャルな欲望みたいなものを感じていたんだと思う。あの頃は、誰でもだろうが性への感覚を尖らせていたんだ、欲望に触手を伸ばしていたんだ、と。全小説集は7巻まである。厚み5cm、700ベージ、最後まで読めるとは思えないが、、、読もうと思っている。

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