サルトル「嘔吐」人文書院刊

 まあ、二、三日の入院だと思っていたから、この本だけしか持って来なかった。理由は軽いから、だからこの本だけを読んでいる、本も古いし(昭和48年刊)字も小さいしなかなか読めなかった。こんな時でもなければ読まなかった本だ。私達には無意味に見える文章も彼には意味があるんだろう、勿論このような文章は私には書けない、一歩譲って書く能力が無いのではなく、この様な文章を書く意味が私にはない。
ただこの小説?エッセイに感動した人も居たのは確かです。
 サルトルの実存主義は私にはあっている、実存は本質を越える、つまり今の存在が全て、と言うことだ。ロカンタン(嘔吐の主人公の名前)と言うのは私にもあるのだから。ロカンタンには"若く見せようとする老人"と言う意味がある。


しかし、この景色を何ヶ月も見ている人もいるんだよなあ!

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