大江健三郎の

 「石膏マスク」と言う小説がある。"兎口"の学生と鼻梁を整形した事務員の話だ。兎口と言うのは今は差別用語の範疇らしい、今は口唇口蓋裂と言うのが無難らしい。色んな言葉が禁止用語になった、僕は決して「差別」として使っていない、と言っても聞いた者が不快に思うから使ってはダメだ、と友人達に言われた。一時は反論していたが、今は無条件で使わなくなった。兎口はスグチと読むことを知った。

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