私小説を書く

 "小病院と言う言葉は無い、少なくとも中病院、中規模の病院と呼ぶべきだろうが、、、、"    で始まる私小説を書こうとメモをしていた。退院してすぐにである。ストーリーも決まった。ロケーションと登場人物を脚色して、概ねのことは決めた。まあ40枚位だろう。以前、施設の管理者の時は自分の部屋も時間もあったから直ぐに書けた。今も部屋も時間も充分にあるのになかなか筆が進まない。家島諸島の若き日の思い出も40枚あたりで止まってる、毎日の様に手慰みに書いていた掌編も今はなかなか書けなくなった。加齢もある、逆に有り余る時間の所為かもしれない。
 とあるドキュメントで瀬戸内寂聴が「作家を選んだら、死ぬまで書くこと、書けなくなったら"死"しかない」と三島由紀夫と川端康成のことを話していた。作家ではないから、書くという使命感がないのも事実ですが、、
(ところでFBの"知り合いかも"て紹介はどんなことで載せてるのかな?)


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