私小説とエッセイ

 私小説とエッセイの違いは？

どこかにフィクションが入っているか、の違いだと誰かが書いていたなあ。すると、今の「入院(仮題)」は間違いなく私小説だ。病院も登場人物もモデルはあるが、細部は作り物として書いているからね。ロケーションも変えてあるし、しかし、主人公の心理はそれは私小説だから、自分の心理を書いているね。くどいけど、個人的な心理変遷とか心情の吐露が普遍的な意味を持たないと、表現する意味がなくなるから、それは真摯に書いてるつもりだ。主人公が呟く

「今までの無知、傲慢さ、他人への配慮の無さを病に落ち入り、始めて知った、いやそんなことは無いのだがそう言うことで免罪にしたい」は本音だろうね。また

「そんな事はそこそこの命取りの淵を拝むような病いを経験した者ならみんな一度は落ちいる心境なんだろうと言うことも理解できた」と。島崎(主人公)は自分だけが新たなルートを開発した孤高のアルピニストになったような気分に高揚した、と書いていることで、一つの真実に到達した、と思いたいのだろうね。

「おめでとう㊗️4月は1000を越しました。何？記事にアクセスした数です」グーグルブログになって初めてでした！Congraturation‼️